LIVERANO & LIVERANOについて

フィレンツェの仕立屋LIVERANO & LIVERANO について

LIVERANO「リヴェラーノ」について

日本で最も有名なサルト アントニオ・リヴェラーノ氏

LIVERANO & LIVERANOのマエストロ、アントニオ・リヴェラーノ(Antonio Liverano)氏は、1937年に南イタリアのプーリア州に生まれました。7歳から仕立屋の見習いとして働き、11歳の時に兄ルイジ氏を追いかけるようにフィレンツェに移り住みました。

それから自身の工房を構えたのは30年後です。アントニオ氏は仕立ての技術だけでなく、その人の雰囲気や職業に合わせた服を誂える能力にも長けており、世界中に彼のファンがいます。

フィレンツェでは半年おきにPitti Uomoが開催されますが、多くのバイヤーやジャーナリストが会場を抜け出してはお店を訪れ、彼に会いに来ます。

フィレンツェを代表する仕立屋

フィレンツェにも以前は名立たるサルトリアが沢山ありましたが、今ではほとんど姿を消してしまいました。

仕立て服の聖地ナポリとファッションの先進都市ミラノに挟まれたフィレンツェの仕立てがいまだに人々を魅了するのは、LIVERANO & LIVERANOの存在があることに他なりません。

エレガントさを表現したスタイル

ルネサンスの中心都市フィレンツェを代表する仕立屋LIVERANO & LIVERANOは、全体的に曲線を多用したスタイルが特徴的です。

ジャケットは立体的にするため、通常は前・横・後ろ(お腹側・脇腹側・背中側)の3つのパーツに分けてつくられますが、LIVERANO & LIVERANOでは前と後ろのパーツ2つだけしかないのも特徴です。パーツを多く分けたほうが立体的につくるのは簡単ですが、生地の連続性がなくなりエレガントさが失われてしまいます。LIVERANO & LIVERANOは独自の型紙とアイロンワークによって、エレガントかつ立体的なジャケットをつくり上げています。

日本でのトランクショー

LIVERANO & LIVERANOは、日本で年に3回程度のオーダー会を行っています。また、LIVERANO & LIVERANOにはアントニオ・リヴェラーノ氏が絶大な信頼をおく大崎貴弘氏がショップマネージャーとして働いており、基本的にはオーダー会に同行しているようですのでコミュニケーションもスムーズにいきます。

ジャケット白衣の共同開発

DALCUORE白衣の次は、エレガントで柔らかい表情のジャケット白衣をつくりたいと考えていました。そして真っ先に頭に浮かんだブランドがLIVERANO & LIVERANOです。白いジャケットといえばカジュアルな素材やスタイルがほとんどですが、仕事着として着用できる仕様にしました。

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